もう一つの決め手は、電磁化推進事務局があるということ。当時、データ移行の解決法を探るため、CtDoS2の説明会を聞いたものの、IT系に詳しくない私たちにとって自院だけで対応することは難しく、誰かの助言が必要でした。それをサポートしてくれる電磁化推進事務局の存在は、導入検討にあたってプラスの要素となりました。
3つ目は、システムを開放してくれている点です。当院では、複数のSMOが治験や臨床研究を支援していますが、Agatha for CHIは、CHIが支援する治験だけでなく、CHI以外が支援する試験や院内CRCが実施する試験においても利用することが可能です。そのような提案があったのはCHIのみでした。システムをオープンに提供してくれたおかげで、当院では治験を一元管理でき、効率よく治験を運用することができています。
たとえ公企業や大企業であっても、事業撤退などリスクがないとは言えない時代ですが、常に同じ立場、同じ土俵で我々と協働しているCHIは最後まで責任を持って対応してくれるだろうという信頼感があります。それも決め手の一つかもしれません。