地方の大学病院でCRCとして貢献

治験コーディネーター(CRC)とは
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師等の指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業等、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。

毎日違う成長があり、新しい挑戦もできる。
企業はベストな選択でした。

臨床検査技師を目指し大学で学んでいた頃、母親の治験参加を通して新薬開発を知る。2016年に新卒入社後は、片頭痛・リウマチ等でクリニックを中心とした試験を経験。その後、大学病院で新規試験の立ち上げを経験し、現在はアシスタントマネージャーとしてチームのサポートを行いながら、大学病院でオンコロジー・膠原病等の試験に携わっている。

身近な存在から知った治験の価値

専門職として、病気の早期発見や予防に貢献できる臨床検査技師に魅力を感じ、資格を取得するため大学に入学しました。在学中、リウマチを患っていた母が治験に参加し、治験薬で症状が良くなったことがきっかけで、治験に興味を持ちました。今まで知らない世界でしたが、リウマチの治療費の負担も減り、薬の効果により笑顔が増えた母を見て、こんな医療の関わり方もあるのだな、と思ったことを覚えています。
治験業界について調べ始め、企業で働くことを選んだ私は、臨床検査技師になるために学んだ知識を活かしつつ、患者さんのそばで表情を見ることができるCRC(治験コーディネーター)になることを決めました。入社以来、少しでも早く患者さんに新たな選択肢が届けられるよう、CRCとして新薬開発を担う医療現場で働くことに誇りを感じています。

いつでも相談される先輩を目指して

現在は、市内の大学病院でオンコロジーと膠原病領域の試験を担当しています。進行がんや難病など、対象の疾患によっては患者さんの様子が急変したり、亡くなったりすることもあり、気持ちが沈むこともありましたが、医師や同僚にかけられた言葉に救われ、乗り切ることができました。また、5年前に開始した治験に参加してくださっている患者さんから「元気だよ!」と病院で声かけられるといった、CRCだからこそ味わえる喜びも知ることができました。治験で携わった薬が承認されたことを知ったときもまた、この仕事を続けて良かったなと思う瞬間です。
大学病院での勤務では、医師だけでなく薬剤部や検査部といった院内関係各所との調整力が要求されます。新しい診療科での試験開始時や、これまでに経験のない疾患を担当するときは、特に関係者との相談が欠かせません。チームメンバーと頻回にミーティングをしながら、治験の円滑な進行を心掛けています。立ち上げメンバーの一人として最初に病院で支援を開始した時、私がそこまでつらいと感じなかったのは、当時の苦労の多くを一緒に働いていた先輩がたが引き受けてくれたからなのだと、経験を積んだ今、再認識しています。先輩や後輩、医療機関で関わる皆さんとの人間関係で困ったことは一度もなく、これまでずっと人に恵まれてきました。アシスタントマネージャーとなった現在、今度は相談される側として、どんなに忙しくても気持ちに余裕を持ち、いつでも質問できるような、相手が話しやすい雰囲気を持つ先輩になりたいと思っています。
CRCの業務に底はなく、飽きることがありません。むしろ努力したことが、達成感として自分に返ってくる仕事です。毎日新しい挑戦と、違う成長を感じることができ、企業はベストな選択だった、この仕事を選んで本当に良かった――これからも患者さんのそばで、医療の未来に貢献し続けていきたいと思っています。
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