がん領域、コロナ研究の経験を積み、
ヘルスケア分野まで挑戦する新しいCRCへ

治験コーディネーター(CRC)とは
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師等の指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業等、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。

CRCの枠を超え、新しいコトにも挑戦できる会社です。

大学で生命科学を専攻後、就職活動の中で治験コーディネーター(CRC)を知り、2014年に入社。研修・OJT後、幅広い領域の試験を担当しながらCRCとしての経験を積み、アシスタントマネージャーに就任。現在は様々なプロジェクトの運営・管理にも携わり、新しいビジネスの創出に向けた活動にも注力している。

オンコロジー治験からCOVID-19関連臨床研究まで

CRCになろうと思ったのは、患者さんとの直接の触れあいを通して未来の医療に携われるという社会貢献性に魅力を感じたからです。また自身のコミュニケーション能力を活かすことができ、当時の先輩社員の雰囲気の良さにも惹かれて入社を決めました。入社後は高血圧・喘息・慢性心不全・急性腹膜炎等の幅広い疾患領域の治験や臨床研究の支援を行い、CRCとしての経験を積みました。
2018年からは大規模病院での新規試験立上を任され、急性骨髄性白血病、小児がん、肺がん等オンコロジー領域をメインに担当し、後輩へのOJTを実施。オンコロジー領域で専門性の高いCRCとして社内制度の「オンコロジーCRC」を取得し、またオンコロジーの疾患アドバイザー(Protocol and Disease Advisor)として、業務に貢献しています。
直近ではCOVID-19で使用される人工心肺装置を対象とした臨床研究で、全国の医療機関に対する窓口業務を担当しました。直接人命救助に関わる臨床研究であり、様々な苦労もありましたが、大変貴重な経験となりました。

新しいビジネスの創出にも携わりたい

CRCは、薬剤や疾患の知識だけではなく、GCP等の関連法規の知識や、医療機関の組織体制への理解、医療機関スタッフや患者さんのご家族とのコミュニケーション等、多くの知識やスキルが求められます。そのため様々な経験を通して知識や能力が身につき、自分自身のキャパシティを拡げられる職業です。
臨床研究では、契約・見積等事務的業務や、モニタリング対応等幅広い業務を行っていますが、これらの業務を通じて、私はCRC業務にとどまらないポジションを担っていると感じています。パイオニアとしての役割を胸に、新しいCRCの働き方やその可能性を探る毎日です。
またプロジェクトメンバーとして会社やヘルスケアの未来について考える機会も増えました。新たなビジネスの創出のために先輩社員や同僚とも意見交換をしています。CHIの未来について真剣に向き合い、答えを出していくことも自分のミッションとして与えられていると感じています。
CHIではキャリアの選択肢が多く準備されており、その範囲は今後もますます広がっていくでしょう。これからも様々な活動を通して、CRCの枠を超えた働き方の先駆けとなれるよう、新たな取り組みに挑戦していきます。
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