専門職として、病気の早期発見や予防に貢献できる臨床検査技師に魅力を感じ、資格を取得するため大学に入学しました。在学中、リウマチを患っていた母が治験に参加し、治験薬で症状が良くなったことがきっかけで、治験に興味を持ちました。今まで知らない世界でしたが、リウマチの治療費の負担も減り、薬の効果により笑顔が増えた母を見て、こんな医療の関わり方もあるのだな、と思ったことを覚えています。
治験業界について調べ始め、企業で働くことを選んだ私は、臨床検査技師になるために学んだ知識を活かしつつ、患者さんのそばで表情を見ることができるCRC(治験コーディネーター)になることを決めました。入社以来、少しでも早く患者さんに新たな選択肢が届けられるよう、CRCとして新薬開発を担う医療現場で働くことに誇りを感じています。