IT系からのSMAへ転職。
ワクチン接種会場調整で社会に貢献

Site Management Associate とは
SMAとは、日々習得する医薬品・医療機器に関する幅広い知識をもとに、製薬企業(治験依頼者)や医師、医療機関スタッフと新薬開発の重要なプロセスを推進する業務です。
また近年では、SMAの持つ知識や経験、コミュニケーション能力を活かし、その業務範囲は拡がっています。

新たな挑戦ができる仕事と環境がある。

IT企業でシステム開発職を経験した後、医療業界に関心を持ち転身、他SMO企業を経験した後2007年に入社。出産・育児のライフイベントも経て、SMAとして治験支援を行いながら、地方自治体の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種支援プロジェクトも担当した。

コロナ禍でもたらされた挑戦の舞台

 最初に入社したSMOでは業界未経験でオフィスの庶務担当として採用されましたが、次第にSMA業務をサポートするようになり、気が付くと標準業務手順書(SOP)や治験で必要な専門文書の作成、治験審査委員会(IRB)開催まで経験し、SMAの基礎知識が身に着いていました。その後、縁あってCHIへ転職した後はSMAとして長く治験支援業務に携わってきましたが、近年は私たちの業務領域の拡大を実感しています。その一つが地方自治体における新型コロナウイルス感染症の訪問型ワクチン接種支援です。プロジェクトの全体管理を任され、自治体担当職員の方々と協議や調整を重ねつつ、訪問いただく医師や看護師等のシフト調整から会場スタッフの採用、ワクチンの在庫管理・受発注に至るまで行いました。
 前例のない仕事だからこそ臨機応変に考え、冷静に素早く対処することで、突発的なトラブルも乗り越えることができました。これまでの治験支援業務では得られなかったスキルや経験を得られ、キャリアの幅も拡がったと感じています。

誰もが自分らしい働き方を選べる企業

 担当しているワクチン接種の対象者は、高齢者/障がい者施設で過ごしている方等集団接種会場への来場が困難な方々です。1、2回目のワクチン接種が行われていた当時は、感染により重症化する方も多く、一日も早いワクチン接種が望まれており、現場でいただく感謝や激励の言葉が大きなやりがいになっていました。一般の方と近い場所での業務は、SMAとしてかかわる新薬開発とは違う形で社会に貢献できているという実感が湧き、仕事への意欲をさらに高めてくれています。また新しいことに挑戦しながら仕事を続けられるのは、家事や育児と両立できる環境が整っているからです。業務状況によって勤務の開始・終了時刻を調整できるフレックスタイム制度や、学校行事に参加しやすくなる育児制度も活用しています。テレワーク制度を利用した在宅業務では、通勤時間を短縮できる分、業務開始時間を早めたり、反対に早めに業務を終了してプライベートに切り替えたりすることも可能です。CHIで働く魅力は、誰もが自分らしく、働き方を選択できることにあると思います。
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