最初に入社したSMOでは業界未経験でオフィスの庶務担当として採用されましたが、次第にSMA業務をサポートするようになり、気が付くと標準業務手順書(SOP)や治験で必要な専門文書の作成、治験審査委員会(IRB)開催まで経験し、SMAの基礎知識が身に着いていました。その後、縁あってCHIへ転職した後はSMAとして長く治験支援業務に携わってきましたが、近年は私たちの業務領域の拡大を実感しています。その一つが地方自治体における新型コロナウイルス感染症の訪問型ワクチン接種支援です。プロジェクトの全体管理を任され、自治体担当職員の方々と協議や調整を重ねつつ、訪問いただく医師や看護師等のシフト調整から会場スタッフの採用、ワクチンの在庫管理・受発注に至るまで行いました。
前例のない仕事だからこそ臨機応変に考え、冷静に素早く対処することで、突発的なトラブルも乗り越えることができました。これまでの治験支援業務では得られなかったスキルや経験を得られ、キャリアの幅も拡がったと感じています。